COLUMN弁護士コラム
2013.11.14
コラム:「民事介入暴力対策 和歌山大会への参加」
「暴力団に対する被害回復」
「金融機関からの暴力団の排除」
平成25年11月1日に開催された
「民暴(民事介入暴力対策) 和歌山大会」に参加しました。
テーマは、
「金融機関からの暴力団の排除と暴力団に対する被害回復」でした。
当事務所も、民暴対策を弁護士になって以来担当しておりますが、
金融機関からの暴力団の排除のメインは、回収を優先する事なく
契約を解除して強制執行などを活用しようとする考え方が中心でした。
暴力団からの被害回復は、はじめから放棄していることが多く、
とりあえず、暴力団のいやがらせから解放されれば十分であるとして、
対応してきました。
しかし、積極的に「組長訴訟」や「犯罪被害者等給付金支給法」の利用により、
被害回復の道を講ずることもできることなどが熱心に議論されていたが、
とかく諦めがちな暴力団による犯罪被害の被害回復を検討するうえで、
極めて、参考になりました。