COLUMN弁護士コラム
2013.07.30
「龍のひげを撫でた男かな・・・・・」
昔慶応大学の小此木啓吾教授の
「龍のひげを撫でた男」という物語があった。
最近、私も龍のひげを撫でた男になっていくのでは
ないかと思う時がある。
「龍のひげを撫でた男」の物語とは、真実を述べているのに、
周囲が「それは、間違っている。あなたは、気が狂っている。」
と言い続けたので、本当に気が狂ってしまったという
物語だったと記憶している。
小此木啓吾氏は、私の記憶するところでは、慶応大学の
医学部の教授だったと思う。
現代社会では、マスコミも含めて真実らしく見せかけたことが
横行しているように思う。
身近なところでも、証拠が無いというだけで
真実が真実でないとされる。
自己の身の保全の為になされるのであれば、
人間としてはどのように評価されるか一考の余地があろう。
なぜ、このような事を書かなければならないかということは、
いずれ明らかになる日もあるかもしれない。